とんでいく
作・風木一人
絵・岡崎 立
右開きで読んでいくと
タカが飛んでいくお話し
左開きで読んでいくと
ガンの子が飛んでいくお話し
たまにどっちから読んでも
それぞれのストーリーになる
パターンの絵本がありますが
最初からそう見えるように書いているのか?
途中からそういう風にも見えるから
方向転換したのか?
どっちなのかな?という部分に興味があります。
ただし発想は面白いのですが
どっちから読んでも
いまいち何を言いたいのか表現したいのかが
分か利ません。
2つのお話にする事へ気が取られてしまって
肝心の絵本としての内容がブレてしまっているように感じました。
1つのストーリーでも難しいのですから
2つのストーリーを持たせるなんていうのは
至難の技だと思います。