あなふさぎのジグモンタ
作・とみながまい
絵・たかおゆうこ
ジグモのジグモンタは
洋服の穴をふさぐ
あなふさぎ屋をしています。
お父さんも、おじいちゃんも、
ひいおじいちゃんも、みんな
あなふさぎ屋でした。
そんなジグモンタの店に
修理を出しに来るお客さんが
時代とともに減ってきていました。
穴を塞ぐより新しいものを買った方が
良いという人もいます。
何日もの間、お客さんは一人も来ませんでした。
穴ふさぎなんて、もう役に立たないんだ...
「しばらくお休みをします」という張り紙をして
ジグモンタは出て行ってしまいました。
さてジグモンタはこの後どうなってしまうのでしょうか?
続きは絵本を読んでみてくださいね。
現実社会でもこういう仕事はたくさんあります。
世の中の流れの中で人の役にたつ、喜んでもらえる
仕事というのは目まぐるしく変化して行きます。
そんな現実社会にも共通するような
ヒントが隠されているように感じる
素晴らしいストーリーでした。
人との関わり合いが多くなってきはじめる
3歳〜おすすめです。